フンザ[1996.9.4] 桃源郷そのもの2008/10/10 22:44

万年雪の高山を背景にした王宮とまち並み
パキスタン北部、カラコルム山脈の谷間にあるまち。7,000m級の山々と美しい農村風景がとても印象的なまち。ここは「桃源郷」という形容詞で紹介されることが多い。

フンザで感じた感覚を言葉で表現しようと考えたら、やはり「桃源郷」という言葉しか思いつかない。実際は桃は見てなくてリンゴを見かけたんですけど、桃かリンゴかはこの際どうでもいいです。大事なことは、このまちが持ってる時間の流れの遅さみたいなもの。険しい川沿いの道を延々と走ってたどり着くオアシスみたいな感じ。

一番記憶に残っているのは、畑の横を歩いているときに出会った子供たちの顔。なんかいい笑顔だったなー。

とにかく農村的な風景が美しいです。曲がりくねった段々の畑、石積み、果樹。どこからどう見ても平和そのものの理想郷。

ここを訪ねたのは12年も前のことだけど、テロや紛争で荒廃していなければいいのですが。。。


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