アラン島[2000.12.29]アイルランドの島2008/10/27 01:25

何もないアラン島の風景
無題ドキュメント この年は人生の一つの転機を迎えました。思うところあって7年勤めた最初の職場を6月に退職、半年経った12月もまだ第二の職場を探しながら充電していました。

それはそうと、退職の2年前からパソコン通信(WEBじゃないですよ。パソ通です)で知り合った仲間とTHIN LIZZYというアイルランド出身のハードロックバンドの曲をカバーするバンドを始めたのですが、ひょんなことからTHIN LIZZYのリーダー、Phil Lynottの命日である1月4日にダブリンで行われるライブイベントに出演することになったのです。この件に関する詳しい顛末はTHE LIZZY BOYS Official Website参照。そんなわけで1月4日のライブに向けて12月18日に日本を出発し、ロンドン、バース、コッツウォルズとイギリスを旅してクリスマスイブにはダブリンに到着。クリスマスの後にアイルランド西部のゴールウェイに足を延ばしました。そしてさらに海を渡りアラン島へ。

アラン島は『アランの男』をはじめいくつかの映画の舞台として知られ、アランウールで織られたアランセーターも有名です。痩せた土地に羊だけがいるような荒涼とした、ある意味最もアイルランドらしい風景の場所かもしれません。

スピリチュアルというか、何とも言えない、心を揺さぶる土地でした。日本だと下北半島で覚えた感覚に近いかな。

2泊する間に雨が降ったり、虹が出たり、雪が降ったり、晴れ間が覗いたり、めまぐるしく天候が変化しました。

何をするでもなく、ただひたすら島をぶらぶらするだけで満たされた、そんな2日間でした。


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河口湖レタス[2008.9.17]JA北富士物産館にて2008/10/27 23:31

珍しい河口湖レタス直売中
無題ドキュメント 河口湖、に限らず富士北麓は食文化に乏しい。いや、乏しいわけではないのかもしれないが、地元の人が胸を張って「これが河口湖の名産品ですよ!名物料理ですよ!」と言える食材、料理がないのであります。

それは寒冷地ゆえに米はもちろん大した作物が作れなかったとか、甲州文化の中心地である甲府盆地を中心とした国中(くになか)ではない郡内(ぐんない)地域だからとか、いろいろ理由があげられますが、なかなかこれといった食文化がありません。最近やっと多少注目されているのが「吉田うどん」ぐらいか。

とはいえ実は、知る人ぞ知るの域を出ませんが、何気に市場評価の高い産物があります。河口湖ではトウモロコシ、ブロッコリー、本栖湖ではナメコ、シイタケあたりが代表選手。トウモロコシなんて、ほんとに美味しいですよ。そして河口湖でこれから一押しになりそうなのが「河口湖レタス」であります。

何でも「歯ざわりが良く、甘みがあり、いろいろな料理に使い易い、芯の分まですべて食材として使い切ることができる」と好評なんだとか。

私も実際に食べましたが、美味しかったです。まあ、地場産で鮮度が高いからということが大きいんだと思いますが。

河口湖北岸、河口湖大橋を富士山側から甲府側に渡ってしばらく直進すると左側には北富士農協の直売所「JA物産館」があり、河口湖産の旬な農産品を購入できます。春から秋までしか営業していませんが、通りがかったらぜひ寄ってみてください。意外な掘り出し物があるかもしれません。


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