湯浅[2011.8.20]醤油発祥の地2011/09/04 18:26

湯浅のまちなみ
伝建(伝統的建造物群保存地区)は結構知っているつもりでしたが、近年急激に増えているんですね。特に平成16年以降は激増という感じです。今回訪ねた湯浅地区、知らなかったです。平成18年に登録されていました。

湯浅は伝建地区の多い近畿にあって、和歌山県唯一の伝建地区です。伝建としては「醸造町」という分類になっています。というのも、醤油発祥の地なんですって!凄いことですね。

湯浅の街並みの中心部に角長という醤油醸造店がありました。最盛時には湯浅に92軒もの醤油屋があったそうですが、角長は湯浅醤油の伝統を今に伝える老舗醸造店です。資料館も設置していて、醤油醸造への強いこだわりと誇りを感じさせる雰囲気でした。

茨城県南部地域で育った私は、銚子や野田などの醤油工場を身近に感じていましたが、そのルーツもここにあるんだそうです。びっくりです。

湯浅のまちなみ、江戸時代からの銭湯も残っていてなかなか興味深かったのですが、残念ながら雨が降ってきてしまい、ベビーカーを押して町歩きをするのが大変だったので、急ぎ立ち去りました。

次の機会にはゆっくりと歩きたいと思います。


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料理 萬口[2011.8.22]絶品かつを茶漬け2011/08/28 17:17

かつを茶漬け
今年の夏休みは和歌山県5泊6日の旅でした。

ここ1、2年で今までの旅行と大きく変わったのは、食べログをフル活用していること。口コミサイトは人それぞれの主観で書かれているので、アテにならないことも勿論ありますが、その辺を差し引いて参考にすれば大いに役に立つという気がします。

今回も食べログを大いに参考にしながらあちらこちら食べ歩いた中で、文句なしに一番美味しかったのが串本町の「料理 萬口」です!

口コミの評価がかなり高かったのでどんなお茶漬けなのかなとワクワクしていましたが、味噌が絡んだかつおの漬けの味が絶品で、最初に漬け丼として食べ、次にお茶漬けとして食べるという食べ方も楽しかったです。

「かつをコース」ではタタキと煮物を頼みましたが、プラスで付いてくる「かち飯」も良かったです。かつおを混ぜた卵かけご飯という感じで、タレも絶妙で美味しかったです。

今回はたまたま正午10分前に入ったので待たずに座れましたが、自分たちが食べている間に店外まで待ち客が並ぶ状態になってしまいました。ラッキーでした。月曜日だったというのに凄いですね。

また串本に行くことがあれば必ず立ち寄りたいです。


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長浜市「茶しん」[2008.4.7]ホワイト餃子2009/05/26 23:59

「茶しん」のホワイト餃子
無題ドキュメント 振り返ると、結構4月上旬は旅をしています。あちこちの桜の写真が残っています。日本人だな~と思いますねー。

昨年は大垣、長浜、福井、小浜と近江、越前の旅をしました。この4つのまちはどこもとても良いまちで書きたいことがたくさんあるのですが、今回は長浜市「茶しん」のホワイト餃子のことにします。

長浜市は北国街道沿いの歴史的な町並みでのガラス工芸という意外性で人気の黒壁スクエアで有名なまちですが、他にも見所が多いとても良いまちです。のどかな琵琶湖の眺めは良いし、長浜城、大通寺、慶雲館、長浜鉄道スクエアなどの見所はどれも見応え十分だし、地ビールレストランやのっぺいうどんの店など食の魅力も十分。

自分的位置づけでは、東の川越、西の長浜という感じか。

見所十分の長浜で今回一番印象に残ったのは「茶しん」という店のホワイト餃子です。この時は茶しんのオリジナル商品かと思って食べたのだけど、実は千葉県野田市に本店を置く餃子専門店の登録商標であり、本店指導を受けた支店と技術連鎖店があるのだそうな。茶しんはその一つなのですね。知らなかった。

その由来は「本店」創業者が満州で白(パイ)という中国人から餃子作りを教わり、戦後日本へ引き揚げ餃子店を開く際、始めは「パイ餃子」にしようと思ったが、色気が無いので英語にして「ホワイト餃子」にしたとのこと。パリっとしてかつモチっとした皮がとても美味しいです。

実は茶しんには名物が他にもあり、ミートソースをかけた「イタリアン焼きそば」と、あんこたっぷりの大判焼き風な「暫」が看板商品。

いい店ですよ。


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