べラビスタ境ガ浜[2010.9.3]絶景のリゾートホテル2010/09/25 00:20

プールからの夕暮れの眺め
リゾートホテルべラビスタ境ガ浜は福山市と尾道市の境に近い場所にあり、外観はこれといった特徴のない建物ですが、サービスと何より眺めの良さがすばらしいリゾートホテルです。

福山市エリアですが尾道市の飛び地みたいになっている場所にあります。瀬戸内海に面した高台にあって、ホテルから見る多島海の景色はギリシャのエーゲ海とよく似ていると思いました。日本のエーゲ海とはよく言ったものですね。

今年の夏休みは姫路、倉敷、尾道、京都という具合の旅行をしました。関西より西には行く機会は少ないので、見所たくさんという感じの充実した旅になりました。

中でも1、2を争う収穫はこのホテルでした。今年の夏は史上まれに見る酷暑だったので、プールがあるというのもこのホテルを選んだ決め手の一つでした。9月3日に1泊したのですが、プールの営業は9月4日までということで、プール営業の最終日に滑り込んだような感じになりました。

なんといってもそのプールは最高のロケーションでした。もちろん部屋からの眺めも絶景なのですが、特にプールからの眺めがすばらしい。高台にあるといっても、海にかなり近い高台なので、プールの水面と瀬戸内海がつながっているかのような錯覚を覚えるようでした。瀬戸内の海を眺めながら、ゆったりと水に浸かったり、プールサイドでまったりとしていると、日ごろの疲れが癒されるという感じでした。

今回改めて思ったのは、瀬戸内の海辺は本当に風情があるなあということです。岡山県の牛窓周辺も良かったし、鞆の浦も良かったし、もちろん尾道も良いし、しまなみ海道も良かったです。またそのうち行きたいなと思います。


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Fanari Villas [2004.5.19] エーゲ海を望むサントリーニ島の洞窟型ホテル2009/05/23 20:04

無題ドキュメント

いろいろ旅をしていると「これは良かった!」という宿がいくつか思い出されますが、ここは中でも「最高に良かった!!」と思うホテルの一つ。エーゲ海に浮かぶ無数のギリシャの島のひとつサントリーニ島の「Fanari Villas」というホテルです。

このホテルに泊まったは2004年5月。いわゆる新婚旅行でありました。といっても、かなり前から綿密に調べて選んだというのではなく、日本を出発する直前にネットで調べて予約した、という感じでした。とりあえずギリシャに行こうということは決めてあったのですが、どこに行くか、どこに泊まるかはまったくのノープランで、アテネに着いてからいろいろ情報を得ながらブラブラしてみるか、というのが私の考えだったのですが、「さすがに新婚旅行なんだから、最初の宿ぐらいはちゃんと決めておかない?」というオクさまの至極もっともな提案を受け、急遽探し出したのでした。

サントリーニ島はアテネのピレウス港からフェリーで5時間くらいのところ。断崖の上に白い家々や風車、教会などが実に美しいところで、エーゲ海の島の中でも人気の島のひとつでしょう。景色や食事などのことはまたいつか書きたいと思います。

Fanari Villas は島の北端の Oia(イア)という地区にあり、西向きの断崖に沿って立体的にへばりついている感じ。断崖をくり抜いた洞窟の一つ一つが客室になっていて、いわゆる“ヴィラ”スタイルです。断崖なだけに目の前に邪魔物は一切なく、真っ青なエーゲ海と対岸のティラシア島がどどーんと見下ろせる。部屋の前のテラスでお茶やワインを飲みながらボーっとのんびりしていればすぐに時間が過ぎていきます。テラスから上を振り返ればいかにもギリシャっぽい風車がすぐ上にある。まあ、これ以上典型的なエーゲ海の風景はないというくらいの最高のロケーションです。

値段はロウシーンズンでも1泊250ユーロなので高級です、はい。しかしこれまた洞窟をくり抜いたプールも備え、リゾートホテルとしての設備は整っています。これだけの景色と設備ならむしろリーズナブルといってもいいと思います。

予約は2泊だけだったのですが、結局1泊延長して3泊しました。またいつか泊まりたい、というホテルです。



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珠洲市[2005.1.1] 灯りの宿 まつだ荘2009/05/12 00:59

新鮮な能登の幸を味わえる宿 まつだ荘
無題ドキュメント

この6年ほど、宿探しはすっかりネットが頼りになっている。

ネットで探すようになってから、時々、というか結構な確立で“当り”な宿とめぐり合うようになった。それはひとえに「口コミ」のおかげなのです。楽天トラベルをはじめ、利用者の多いサイトの口コミ情報はかなり信用できる。もちろん“ハズレ”も経験するが、以下のような口コミ情報は当りの可能性がかなり高いように思う。
 ・口コミ投稿件数が多い
 ・口コミ投稿者の書きっぷりに熱が入っている
 ・べた褒めばかりでなく問題点も書き込まれている

特に民宿を探すときに宿サイトは非常に有用だ。民宿の場合は宿が自前のHPを持っていないことも多いし、高級旅館のように設備は整っていないのだから当然難点もある。難点を承知した上で優れた点を見つけるのに口コミは最高の情報源となる。だいたい雑誌や宿のオーナー自身が「設備は古いですが人情味あふれる宿です」なんて言っててもそれを鵜呑みにすることはできないけれど、実際に利用した人が投稿で「風呂場は狭くてくつろげないが、掃除は行き届いているし、地元の食材をふんだんに使った料理とご主人の暖かいもてなしは最高でした!」ってな感じで書いてあれば非常に泊まりたくなりますね。

あ、また前置きが長くなってしまった。

そんなわけで口コミを頼りに大晦日に泊まったのが能登半島の珠洲市にある「灯りの宿 まつだ荘」。

例によって正月休みの雪国旅行。このときは安房峠から飛騨高山、白川郷・五箇山、能登半島、金沢と旅しました。

で、まつだ荘。1階は居酒屋風になっていてそこが食事場所になっている。料理は能登半島らしく新鮮な魚貝が中心で、それに能登牛も付けたはず。いやー、実に美味しかったです。

食事以外の記憶はほとんどまったくありませんが、また能登の幸を味わいに行きたいな、と思ったことだけ覚えています



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